2014年8月11日月曜日

運動前にストレッチをするとけがしやすくなる!!!

たまにはちょっとした情報を発信したいと思います。
誰でも知っているし、たまには行ったことのあるストレッチ。
怪我の予防には、運動前の入念なストレッチが有効である誰もが思っていたのではないでしょうか?
しかしながら、その常識だったことが、実は誤解だったかもしれないというお話しです。
ここで勘違いしないでほしいことは、ストレッチ全般を全否定する話ではないということ。

どいうこと???
これからお話しするストレッチは「一定時間同じ体勢で静止して体を伸ばすスタティック(静的)ストレッチ」の事です。
どうやら、クロアチアのザグレブ大学研究チームは、45秒以上同じ箇所を伸ばさないように警告してます。
ストレッチをすると、当然筋肉や腱は伸ばされて緩みます。
ストレッチすることでパフォーマンスは向上するかのように思われていますが、この『緩み』、実は瞬発力を失わせる原因となるようです。
過剰なストレッチは筋や腱の弾性を失い、関節にかかった負荷を和らげる役割を失わせるのです。
筋肉は適度な緊張を保つことで、発揮しやすくなります。
例えば、ゴムは緩んだままだと縮まりません。少し伸ばして緊張させると縮みやすくなります。
様々な場面に対応するためには、筋力だけあればよいのではなく、筋肉のレスポンス(反応性)も重要です。このレスポンスの悪さは関節への負荷を強めます。
なので、「緩み」は怪我の発生リスクを高める恐れがあります。

では、どうするの??
ウォーミングアップには、同姿勢で入念にじっくり伸ばすストレッチは避け、軽いジョギングや、実際の動きを想定した軽い動き(剣道ではやっぱり「素振り」かな?)が適しているようです。
ストレッチは、実は運動後に筋肉の回復、筋肉痛予防を目的として行うのがいいとのこと。
普段の稽古ではなかなか取り入れられないですが、そこをみんなが意識する事、風呂上がりや就寝前にやることで柔軟性を高めたり、リラクゼーション効果も期待できます。
もう一度言っておきます。
ストレッチを否定するのではありません。やはり、伸びない筋肉は強くならない。柔軟性はとても大切です。ゴムだって新しいゴムは伸びて強いけど、劣化したゴムは伸びないし縮まないし、脆いですよね?
やっぱり理想的なのは
「柔軟性があり、適度な張りがあり、必要な時にちょうどいい強さの力が発揮できる」
ぐらいに私は思っています。
どんなに良い事でも、行う方法やタイミングを間違えてしまうと、かえって怪我のリスクを高めてしまう原因になりかねないということです。
効率よくやってのは大切なんですね~。

以上、豆情報でした!!

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