2015年5月19日火曜日

松代藩文武学校杯争奪剣道大会に出場。結果は・・・。

5月17日(日)は「松代藩文武学校旗争奪剣道大会」が開催されました。
県外の有名な強豪チームも年々増え、レベルの高い非常に面白い大会です。
我がチームは6年生がいないため、4・5年生の合同チームでの出場です。
毎年、開会式は前日の練成会終了後、海津城址で行なわれていましたが、今年は諸々の都合で大会当日開催。
小学生は松代中学校、中学生は来年の全国中学校体育大会の剣道競技が行なわれるホワイトリンクが会場となりました。
その為、毎年恒例の「真田勝鬨太鼓」の皆さんの演奏は松代中学校で聴くこととなりました。
とても勇壮で、迫力のある演奏はこれから試合に臨む選手達にはいい力になったのではないでしょうか?

我がチームの初戦は新潟の「一好会」さん。
この大会は試合場を「~試合場」とはいいません。
4つの試合場がそれぞれ、「~の合戦場」という名前になっています。
我がチームは「布施の合戦場」の第7試合目でした。
先鋒から副将までで2勝1敗で取得本数は1本リードで迎えた大将戦。
引き分ければ勝ち上がれたところでしたが、2本負けで結果、初戦敗退・・・。
新体制になって臨んだ初陣。
それぞれ、緊張したところもあったのでしょう。
この初戦をどう突破するのかが今後の課題となりそうです。
技術面、精神面、いろんな部分を鍛えていかないと。
6年生がいないことをデメリットとしてとらえず、試合経験を積むことのできるチャンスととらえよう!
そして、心身共にこれから鍛えていきましょう!
今回の試合でもいくつか課題が見つかりました。
その課題を解消できるようにこれからも稽古に励んでいきましょう!
決勝は文武学校槍術所にて行なわれました。
これがこの大会の目玉でもあります。
ある先生のお話だと、過去にここで決勝戦を経験した常勝チームのOBの方が、
「多くの大会に出て優勝してきたけど殆ど覚えていないんです。でも、この大会だけははっきりと覚えています。」とおっしゃってたそうです。
そのくらい、インパクトがあり、意味深い決勝戦なんですね。

決勝戦には東京の昭島中央剣友会さん、萌木剣道教室さん、そして県下から唯一、清野育成会剣道クラブさんが進みました。
いつも通り、ギャラリーが殺到。やや暗めの槍術所ではありますが、観客の目はキラリと光り、会場を見守っています。(ホントに光ってはいないですけどね・・・。)
この3チームの三つ巴戦。
どの試合も緊迫し、張り詰めた空気の中行なわれていきます。
一打、一打に歓声が沸きます。
すんごい、試合だ。本当に小学生か?
いや、小学生だ・・・。そりゃそうだ・・・。
周りの先生たちと顔を見合わせながら観戦していました。
白熱した決勝戦を制したのは、
優勝 昭島中央剣友会さん。
二位 萌木剣道教室さん。
三位 清野剣道育成会クラブさん。
みなさん、おめでとうございました。
そして、いい試合を見せていただきありがとうございました。


最後になりますが、
ここでちょっと私の気になっちゃったポイント。
決勝戦の前に行なわれた各チームのアップ練習。
まず、ここで忘れてはいけないのは、どのチームもここに来るまでに何試合もこなしてきているという事。
そうした状況下で、どのチームも基本打ちの一本一本に集中してしっかりと打ち切っています。
珍しいことをしているわけではないのです。
でもそれを着々と続けているんです。
短い時間でしたが、これだ!と思いましたね。
ここに強さを感じました。
試合の内容もすごいところです。
しかし、まずは基本をしっかりやりきろうと思いました。
そこからですね。
この2日間は非常に内容の濃い、意義のある時間をすごさせていただきました。
さあ、反省を含め、仕切りなおして次に生かそう!


0 件のコメント:

コメントを投稿